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古民家の土間、三和土(たたき)。素材と機能の奥深さとは?

土間

古民家の土間は
土にさらされた地面もありますが
中には石のように固い地面もあります。

昔は、セメントやコンクリートは
ありませんでした。

では土間のこの固い地面は
何でできているのでしょう?

答えは、三和土(たたき)です。

三和土とは何を指す言葉なのか

土間

三和土とはよく、古民家の土間や
玄関スペースのことを指して使われますが
実は、建築素材のことです。

土、石灰、苦汁(にがり)の3つの素材を混ぜ
叩き固めて仕上げることから
この漢字があてられました。
叩き漆喰とも呼ばれます。

本来は、家の中でも
汚れやすい場所に施された仕上げ材で
水洗いや水拭きができるように
設けられていました。

土間

今では土間や玄関のことを
広く一般的に三和土と認識され

三和土が使われている土間を
略してそのまま三和土と言ったり
三和土土間とも言ったりします。

ちなみに相撲と土俵にも
三和土は使われています。

三和土の知られざる機能

土間

土と石灰と苦汁を混ぜて作られた三和土。
コンクリートやセメントにはない
踏むと足になじむような質感があります。

それだけではありません。

三和土の土間は
夏は非常に涼しく快適な空間を作ります。

昔の家屋は
夏の暑さを逃す作りできていました。

日光を照り返し、周囲を熱くする
セメントやコンクリートと違い
三和土は熱を吸収し
蓄冷するからです。

土間

よく、古民家に入った瞬間
ひんやりと感じるのは
三和土の蓄冷効果によるもの。

逆に冬は、暖かくなります。
底冷えを和らげる蓄熱機能もあるからです。

いいことづくしの三和土ですが
唯一の欠点は崩れやすいこと。

主な材料が土なので
傘の先など鋭利なものでつついたり
ひっかいたりすると
ボロボロと表面が削れてしまいます。

三和土の現在

玄関

今となっては“古めかしい”三和土ですが
現在の住宅にも取り入れられています。

使われる素材もさまざまで
コンクリートやタイル張りの地面も
三和土という風潮に。

時代のスタイルに合わせた
落ち着いたテイストの三和土土間として
玄関を静かに彩っているのです。

玄関

昔の人々は三和土で集い
おしゃべりをするなど
楽しい時間を過ごしたといいます。

家の中と外をつなげる空間、三和土。

いつもは通り過ぎてゆくところでも
ふと立ち止まれば
そこには目に見えない大切な時間が
流れていることでしょう。

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